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2004年8月1日更新  back

飯島将棋研究盤 Ver2.0 設置マニュアル

はじめに

このマニュアルは、飯島将棋研究盤の設置方法について解説したものです。
このマニュアルをご覧になる前に、
  ・製品の概要のページ
  ・飯島将棋研究盤操作マニュアルのページ
もご一読ください。
先にどんな機能があるかや操作法を知っておくことで、より理解が高まります。
アプレットタグ内に記述するほとんどのパラメータは、
飯島将棋研究盤で駒を操作しながら指し手を入力し、
その後「子作成」のボタンをクリックし自動作成できます。
(飯島将棋研究盤操作マニュアル参照)

ですが、開始メッセージなど一部自動作成できないものもあります。
そんなとき、パラメータの確認にこのマニュアルをご活用ください。

1.飯島将棋研究盤のファイルの設置について

1−1.クラスファイルと画像ファイルの設置

飯島将棋盤セット2には、

 ・飯島将棋盤の圧縮ファイル「iijima.lzh」
 ・飯島将棋研究盤の圧縮ファイル「bunki.lzh」
 ・飯島静止将棋盤の圧縮ファイル「seishi.lzh」

が梱包されています。
このうち「bunki.lzh」が飯島将棋研究盤のファイルです。

「bunki.lzh」を解凍すると、

 ・拡張子が「class」のクラスファイルが3個(約129KB)
 ・拡張子が「gif」の画像ファイルが1個(約1KB)

が入っています。
クラスファイルと画像ファイルをそれぞれ任意のフォルダに設置(格納)します。
クラスファイルと画像ファイルを同じフォルダに格納する必要はありません。
但し、飯島将棋盤用のフォルダには格納しないでください。
(飯島将棋盤用と飯島将棋研究盤用と飯島静止将棋盤用で異なる同一ファイル名のファイルが存在するため。)

2.飯島将棋研究盤設置におけるHTMLの記述について

2−1.Javaアプレット設置における基礎知識

まずは、一般的な基礎知識になりますが、
Javaアプレットを設置するには、HTMLファイルに次のように記述します。
<applet> 〜 </applet>内に記述する<param … >の部分は、順不同です。

<applet code="クラス名" codebase="クラスファイルの場所" width="アプレット幅" height="アプレット高さ">
<param name="パラメータ名" value="パラメータの値">
   :
   :
</applet>


2−2.飯島将棋研究盤の設置

クラスファイルの格納場所は、「applet」タグのcodebaseで指定します。
画像ファイルの格納場所は、パラメータ名「imgdir」とそれと対となるパラメータで指定します。
クラスファイル、画像ファイルの格納場所は、ドキュメント(一般にHTML)ファイルからの相対パスで指定します。
クラスファイル、画像ファイルの格納場所の指定を省略すると、ドキュメントのある場所が指定されます。
アプレットのサイズの高さの制限は、440程度以上です。
アプレットのサイズの幅の制限は、変化テーブルに表示する指し手が1列のときで375程度以上です。
以下変化テーブルに表示する指し手が1列増加する毎に最低60ピクセル必要です。

クラスファイル及び画像ファイルがHTMLファイルと同じフォルダ内に格納されている場合、
HTMLファイルには次のように指定します。

<applet code="Iijimaban.class" width="700" height="440">
<param name="パラメータ名" value="パラメータの値">
   :
   :
</applet>

クラスファイルがHTMLファイルのあるフォルダ内の「xyz」フォルダ内に、
画像ファイルがHTMLファイルのあるフォルダの親ディレクトリ内にあるabc」フォルダ内に格納されている場合、
次のように指定します。

<applet code="Iijimaban.class" codebase="xyz/" width="700" height="440">
<param name="imgdir" value="../abc/">
<param name="パラメータ名" value="パラメータの値">
   :
   :
</applet>

2−3.静止将棋盤として設置

飯島将棋研究盤は、静止将棋盤としてはご利用になれません。(駒を操作し局面が動いてしまいます。)
飯島静止将棋盤をご利用するか、または、飯島将棋盤を静止将棋盤としてご利用ください。

3.各機能毎のパラメータの指定

3−1.初形配置の指定

盤上の駒の配置は、パラメータ名「i1」〜「i9」と、それと対になるパラメータの値で指定します。
「i1」は盤上の1段目を表し「i9」は盤上の9段目を表します。
「i1」〜「i9」に対するパラメータの値は9文字で表し、先頭から順に盤上の9筋〜1筋を表します。
各駒を表す記号は、次の表の通りです。
盤上に駒がない位置は、「.」(ドット)で表します。
また、1段すべてに駒がないない場合、その段は省略できます。
持駒は、パラメータ名「i0」と、それと対になるパラメータの値で指定します。
持駒は局面により枚数が異なるため、パラメータの値の文字数に制限はありません。
「初形配置の指定」は、「子作成」の操作で作成できます。

    成香成桂成銀
後手の駒fiygkxhotjznur
先手の駒FIYGKXHOTJZNUR

例:平手の初形

<param name="i1" value="iygkokgyi">
<param name="i2" value=".h.....x.">
<param name="i3" value="fffffffff">
<param name="i7" value="FFFFFFFFF">
<param name="i8" value=".X.....H.">
<param name="i9" value="IYGKOKGYI">

例:先手の持駒が「飛角金歩二」後手の持駒が「金銀銀桂香歩三」

<param name="i0" value="HXKFFkggyifff">


3−2.指し手の指定

指し手は、第何手目かを表すパラメータ名「1」〜「1525」と、それと対になるパラメータの値で指定します。
(最長手数の制限は、1525手です。)
盤上の駒を使う指し手のパラメータの値は、元と動いた先の盤上の位置を表す4文字の数字で指定します。
例外で、駒が成る場合パラメータの値に「*」を足します。
「指し手の指定」は、「子作成」の操作で作成できます。

例:第1手目、盤上の7七の位置にある駒が7六に移動

<param name="1" value="7776">

例:第21手目、盤上の8八の位置にある駒が2二に移動、さらに成る

<param name="21" value="8822*">

持駒を使う場合のパラメータの値は、第1文字目が「0」、第2文字目が駒を表す数字、
第3、4文字目が、盤上の位置を表す数字で指定します。

         
持駒を使う場合の
駒の種類を表す数字
0123456

例:第52手目、持駒「飛」を盤上の8九に打つ

<param name="52" value="0689">

分岐がある場合、「,」で区切り後に指し手のパラメータを記述します。(分岐数の制限は、500です。)
該当する手以降または以前にも分岐がある場合、その分岐個数分「,」で区切り後に指し手のパラメータを記述します。

例:第70手目、「盤上の2三の位置にある駒が2四に移動する」手と「盤上の3三の位置にある駒が2四に移動する」手の2つ指し手がある

<param name="70" value="2324 ,3324">

例:第70手目、「盤上の2三の位置にある駒が2四に移動する」手と「盤上の3三の位置にある駒が2四に移動する」手の2つ指し手があり、その他にも分岐がある

<param name="70" value="2324 ,     ,     ,     ,3324">

3−3.開始メッセージの指定

開始メッセージの指定は、パラメータ名「start」と、それと対になるパラメータの値で指定します。
開始メッセージ(3−4で後述の開始メッセージ2を含む)を省略すると、下表のメッセージが自動的に指定されます。
3−7で後述解説の指定により、省略時のメッセージが異なります。
尚、飯島将棋研究盤では終了メッセージの指定はありません。
「開始メッセージの指定」は、「子作成」の操作で作成できません。

         「先手/後手」
(平手を想定)
「下手/上手」
(駒落ちを想定)
「持駒/持駒」
(詰将棋を想定)
開始メッセージ
開始盤面開始盤面詰将棋

尚、開始メッセージは、Macで閲覧すると多くの環境で全角文字が正しく表示されません。
この症状は、ブラウザの不具合によるものですが、この症状を回避されたい場合、
「3−4.開始メッセージ2の指定」を用いることをおすすめします。
開始メッセージ2を用いた場合、全角文字が正しく表示されない症状は認められません。

例 開始メッセージ「第1回新宿将棋大会決勝戦」

<param name="start" value="第1回新宿将棋大会決勝戦">

3−4.開始メッセージ2の指定

開始メッセージ2の指定は、パラメータ名「start2」と、それと対になるパラメータの値で指定します。
開始メッセージ2の指定をすると、3−3.の開始メッセージは無効になります。
開始メッセージ2の指定は、任意の文字列を指定することはできません。
予め用意された文字列の中から選択し指定します。
指定可能なメッセージは、以下の表の通りです。
「開始メッセージ2の指定」は、「子作成」の操作で作成できません。

パラメータの値(注:全て半角)メッセージ
  zu+[位置,同,駒の種類]+[動作]
例 zu+58K
例 zu+58dK
例 zu+58K+R
例 zu+58dK+R

例 【 図は ▲5八金まで 】
例 【 図は ▲5八同金まで 】
例 【 図は ▲5八金右まで 】
例 【 図は ▲5八同金右まで 】
  za+[図名]+[位置,同,駒の種類]+[動作]
例 za+A
例 za+A +58K
例 za+A +58dK
例 za+A +58K+R
例 za+A +58dK+R

例 【 A 図 】
例 【 A 図は ▲5八金まで 】
例 【 A 図は ▲5八同金まで 】
例 【 A 図は ▲5八金右まで 】
例 【 A 図は ▲5八同金右まで 】
  da+[図名]+[位置,同,駒の種類]+[動作]
例 da+ 5
例 da+ 5 +58K
例 da+ 5 +58dK
例 da+ 5 +58K+R
例 da+ 5 +58dK+R

例 【 第 5 図 】
例 【 第 5 図は ▲5八金まで 】
例 【 第 5 図は ▲5八同金まで 】
例 【 第 5 図は ▲5八金右まで 】
例 【 第 5 図は ▲5八同金右まで 】
  sa+[図名]+[位置,同,駒の種類]+[動作]
例 sa
例 sa+ A
例 sa+ A +58K
例 sa+ A +58K+R

例 【 参考図 】
例 【 参考 A 図 】
例 【 参考 A 図は ▲5八金まで 】
例 【 参考 A 図は ▲5八金右まで 】
  he+[図名]+[位置,同,駒の種類]+[動作]
例 he
例 he+ A
例 he+ A +58K
例 he+ A +58K+R

例 【 変化図 】
例 【 変化 A 図 】
例 【 変化 A 図は ▲5八金まで 】
例 【 変化 A 図は ▲5八金右まで 】
  ki+[図名]+[位置,同,駒の種類]+[動作]
例 ki
例 ki+ 5
例 ki+ 5 +58K
例 ki+ 5 +58K+R

例 【 基本図 】
例 【 基本 5 図 】
例 【 基本 5 図は ▲5八金まで 】
例 【 基本 5 図は ▲5八金右まで 】
  to+[位置,同,駒の種類]+[動作]
例 to
例 to+58K
例 to+58K+R

例 【 途中図 】
例 【 途中図は ▲5八金まで 】
例 【 途中図は ▲5八金右まで 】
  mo+[図名]+[位置,同,駒の種類]+[動作]
例 mo+ 71
例 mo+ 71 +73G
例 mo+ 71 +73G+H

例 【 第 71 問 】
例 【 第 71 問 】 図は △7三銀まで
例 【 第 71 問 】 図は △7三銀引まで
  ba+[図名]+[位置,同,駒の種類]+[動作]
例 ba+ 71
例 ba+ 71 +73G
例 ba+ 71 +73G+H

例 【 第 71 番 】
例 【 第 71 番 】 図は △7三銀まで
例 【 第 71 番 】 図は △7三銀引まで
  ts【 次の一手 】
  e1【 投了図 】
  e2【 終了図 】
  s1【 千日手成立図 】
  j1【 持将棋成立図 】
  tk詰将棋解答
  h1必死問題
  h2必死問題解答
表中、[図名]で用いることができる文字は、半角の0〜9、-、A〜Z、a〜zと半角スペースです。
[図名]は、適当に半角スペースを用いるときれいに見えます。
先手後手を示す「▲/△」は自動で認識されます。
[位置,同,駒の種類]は、区切りのない文字列で指定します。
「位置」は、縦の筋、横の段で表します。
「同」は、2四同歩のように「同」を付加する場合に指定します。「同」は、「d」を指定します。
[駒の種類]は、以下の表で示す記号(半角)で指定します。

駒の種類成香成桂成銀
駒の記号FIYGKXHOTJZNUR

[動作]は、以下の表で示す記号(半角)で指定します。記号は区切りなしで3つまで指定できます。
(動作に「行」及び「入」はありません。)

動作不成
記号LRSAHY*ZU

尚、メッセージ文字列の「【」の右、「】」の左、「は」と「▲」の間、及び「】」と「図」の間には、半角スペースが入ります。

例 開始メッセージ「【 第 5 図は ▲5八金右まで 】」

<param name="start2" value="da+ 5 +58K+R">

例 開始メッセージ「【 途中図は ▲5二銀右引不成まで 】」

<param name="start2" value="to+52G+RHZ">

3−5.起動直後、任意の手数まで局面を進める指定

起動直後の局面に「指し手を進めた任意の局面」を指定できます。
但し、指定できるのは、変化テーブルの最左列にのみ指定できます。
局面の指定は、パラメータ名「go」と、それと対になるパラメータの値で指定します。
パラメータの値は、第何手目かを表す数字を指定します。
例外で、パラメータの値に「-1」を指定すると、最終局面を指定できます。
この機能は、Web中継などに用いると有効です。
「起動直後、任意の手数まで局面を進める指定」は、「子作成」の操作で作成できません。

例:第49手目の局面

<param name="go" value="49">

例:最終局面が表示される画面

<param name="go" value="-1">

3−6.初形の駒強調の指定

駒の強調は、指し手が一手も指されていない局面に対し指定します。
この指定を用いることで、初形で直前に指された手を表現できます。
駒強調の指定は、パラメータ名「hot」と、それと対になるパラメータの値で指定します。
パラメータの値は、位置を表す数字を指定します。
「初形の駒強調の指定」は、「子作成」の操作で作成できます。

例:6八の位置を強調

<param name="hot" value="68">

3−7.「下手/上手」の指定/「持駒」の指定/指し始めの第1手目を後手(上手)の手とみなす指定

対局者名の入力は、長い対局者名により持駒の表記ができないことが生じないよう許可していませんが、
対局者名の代わりに、次の、
 ・平手を想定した「先手/後手」
 ・駒落ちを想定した「下手/上手」
 ・詰将棋を想定した「持駒/持駒」
を指定できます。
「下手/上手」の指定及び「持駒/持駒」の指定がない場合、「先手/後手」が指定されたとみなします。

さらに、指し始めの第1手目を後手(上手)の手とみなす指定ができます。
指し始めの第1手目を後手(上手)の手とみなす指定がない場合、第1手目は先手(下手)の手とみなします。
「下手/上手」の指定/「持駒/持駒」の指定/指し始めの第1手目を後手(上手)の手とみなす指定は、
パラメータ名「opt」とそれと対になるパラメータの値で指定します。
指定するパラメータの値は、下表によります。

    パラメータの値
「下手/上手」の指定k
「持駒/持駒」の指定t
指し始めの第1手目を
後手(上手)の手とみなす指定
g

駒落ちの場合、通常上手から指し始めるため、パラメータの値に「k」と「g」の両方を指定します。
「「下手/上手」の指定/「持駒/持駒」の指定/指し始めの第1手目を後手(上手)の手とみなす指定」は、
「子作成」の操作でも作成できます。

例:駒落ち((「下手/上手」の指定と上手から指し始める指定をする)

<param name="opt" value="kg">

例:詰将棋(「持駒/持駒」の指定をする)

<param name="opt" value="t">

例:指し始めの第1手目を後手の手とみなす

<param name="opt" value="g">

3−8.変化テーブルのタイトルの指定

変化テーブルにタイトルを表記できます。
変化テーブルのタイトルの指定は、パラメータ名「title」と、それと対になるパラメータの値で指定します。
尚、タイトルは、Macで閲覧するとかなりの環境で全角文字が正しく表示されません。
この症状は、ブラウザの不具合によるものです。ご了承ください。
「変化テーブルのタイトルの指定」は、「子作成」の操作で作成できません。

例 タイトル「四間飛車 vs 居飛車 第1図からの研究」

<param name="title" value="四間飛車 vs 居飛車 第1図からの研究">

3−9.変化テーブルの表示手数の指定

変化テーブルに表示する手数を指定できます。
変化テーブルの表示手数の指定は、パラメータ名「tk」と、それと対になるパラメータの値で指定します。
変化テーブルの表示手数の制限は、10手以上です。
指定を省略した場合、23手となります。
「変化テーブルの表示手数の指定」は、「子作成」の操作で作成できます。

例:25手

<param name="tk" value="25">

3−10.変化テーブルの表示列数の指定

変化テーブルに表示する列数を指定できます。
変化テーブルの表示列数の指定は、パラメータ名「rk」と、それと対になるパラメータの値で指定します。
変化テーブルの表示列数の制限は、1列以上です。
指定を省略した場合、11列となります。
「変化テーブルの表示列数の指定」は、「子作成」の操作で作成できます。

例:7列

<param name="rk" value="7">

3−11.変化テーブルの指し手の列毎の最終手のコメントの指定

変化テーブルの指し手の列毎の最終手に予め用意したコメントを付加できます。
変化テーブルの指し手の列毎の最終手のコメントの指定は、
パラメータ名「ec」と、それと対になるパラメータの値で指定します。
指定を省略した場合、何も表示されません。
各コメントに対応したパラメータの値は、下表によります。
表中の「値」は、パラメータの値です。
「変化テーブルの指し手の列毎の最終手のコメントの指定」は、「子作成」の操作で作成できます。

コメント
先手指しよいs1
先手やや優勢s2
先手優勢s3
先手有利s4
先手勝勢s5
先手必勝s6
先手勝ちs7
以下詰み
先手勝ち
s8
以下必死
先手勝ち
s9
まで詰み
先手勝ち
sa
まで必死
先手勝ち
sb
コメント
後手指しよいg1
後手やや優勢g2
後手優勢g3
後手有利g4
後手勝勢g5
後手必勝g6
後手勝ちg7
以下詰み
後手勝ち
g8
以下必死
後手勝ち
g9
まで詰み
後手勝ち
ga
まで必死
後手勝ち
gb
コメント
形勢不明fu
以下千日手se
以下持将棋ji
まで千日手ms
まで持将棋mj
研究課題ke
 互 角go
 ? ?um
 投 了c1
 考慮中c2
まで指し掛けc3
コメント
以下詰みt1
以下必死t2
まで詰みt3
まで必死t4
以下不詰t5
以下余詰t6
まで余詰t7
以下変同t8
まで変同t9
以下変長ta
まで変長tb
以下早詰tc
まで早詰td
コメント
下手よしh1
下手勝勢h2
下手勝ちh3
下手難局h4
下手敗勢h5
上手勝ちh6
以下詰み
下手勝ち
h7
以下必死
下手勝ち
h8
まで詰み
下手勝ち
h9
まで必死
下手勝ち
ha
以下詰み
上手勝ち
hb
以下必死
上手勝ち
hc
まで詰み
上手勝ち
hd
まで必死
上手勝ち
he
コメント
*1参照01
*2参照02
*11参照11
*21参照21
*31参照31
*41参照41
*51参照51
*60参照60

例:最左列より、形勢不明、形勢不明、先手優勢、先手優勢、後手優勢

<param name="ec" value="fu   ,fu   ,s3   ,s3   ,g3   ">

3−12.変化テーブルの指し手の列毎の表示/非表示の指定

変化テーブルの指し手を列毎に表示したり表示しなかったりする指定ができます。
「変化テーブルの指し手の列毎の表示/非表示の指定」は、
パラメータ名「vi」と、それと対になるパラメータの値で指定します。
非表示を指定する場合のパラメータの値は「hi」です。
指定を省略した場合、表示が指定されます。
「変化テーブルの指し手の列毎の表示/非表示の指定」は、「子作成」の操作で作成できます。

例:2列、3列、5列を非表示

<param name="vi" value="     ,hi   ,hi   ,     ,hi   ">

3−13.変化テーブルの指し手の列毎の幅の指定

変化テーブルの指し手の幅を列毎に指定できます。
「変化テーブルの指し手の列毎の幅の指定」は、
パラメータ名「wi」と、それと対になるパラメータの値で指定します。
指定を省略した場合、幅60ピクセルとなります。
幅は、10ピクセル単位で60ピクセル以上、90ピクセル以下で指定します。
「変化テーブルの指し手の列毎の幅の指定」は、「子作成」の操作で作成できます。

例:2列、3列、5列を70

<param name="wi" value="     ,70   ,70   ,     ,70   ">

3−14.パラメータのデバック

飯島将棋研究盤は、指定するパラメータの値に一つでも不正な値があると将棋盤さえ表示しません。
従って、将棋盤が現われない場合、パラメータの値に不正な値がないか一つ一つご確認ください。
また、飯島将棋研究盤は、指し手に禁じ手が含まれていないかチェックを行いません。
禁じ手が含まれている場合、場合により動作しないことがあります。
デバックのコツですが、パラメータは全てを一度にアプレットタグ内に入れるのではなく、
一旦コメントアウトしたところにおき、少しづつアプレットタグ内に移動し、
動作の確認を採りながら作成するのがおすすめです。

3−15.画質の指定(Ver.2.0 で新設)

画質の指定では、線と文字で表現した従来の将棋盤か、高級将棋盤をイメージしたものかを選択します。
画質の指定は、パラメータ名「img」と、それと対になるパラメータの値で指定します。
指定を省略した場合、線と文字で表現した将棋盤となります。
「画質の指定」は、「子作成」の操作で作成できます。

例:高級将棋盤をイメージしたものを指定

<param name="img" value="1">

例:線と文字で表現した将棋盤を指定

<param name="img" value="0">

4.付録

4−1.設置例1

設置例は、飯島将棋盤の設置例も是非参考にすることをおすすめします。
飯島将棋研究盤の設置例1は、ごく一般的な平手の研究例です。
動作を確認しながら下記コードをご覧になれば、より理解が深まります。
初めて飯島将棋研究盤をお使いの方は、
下記の<applet〜/applet>の部分をコピー&ペーストして試してみましょう。

       

<applet code="Iijimaban.class" codebase="bunki/" width="700" height="440">
<param name="imgdir" value="bunki/">
<param name="img" value="1">
<param name="i1" value="iy.....yi">
<param name="i2" value=".h....ko.">
<param name="i3" value="..xfgk.f.">
<param name="i4" value=".ff.fffgf">
<param name="i5" value="f..F.....">
<param name="i6" value="..F.FGFFF">
<param name="i7" value="FFGK.FY..">
<param name="i8" value=".OKX..H.I">
<param name="i9" value="IY.......">
<param name="hot" value="65">
<param name="start2" value="ki+ 1 +65F">
<param name="tk" value="23">
<param name="rk" value="6">
<param name="46" value="8485 ,     ,     ,     ,     ,     ,     ,     ">
<param name="47" value="3725 ,     ,     ,     ,     ,     ,     ,     ">
<param name="48" value="5342 ,     ,     ,     ,     ,     ,     ,     ">
<param name="49" value="5655 ,     ,     ,     ,     ,     ,     ,     ">
<param name="50" value="4445 ,     ,     ,     ,     ,     ,     ,5455 ">
<param name="51" value="4645 ,     ,     ,     ,     ,     ,     ,1615 ">
<param name="52" value="7355 ,     ,     ,     ,     ,     ,     ,1415 ">
<param name="53" value="4746 ,     ,     ,     ,     ,     ,     ,3635 ">
<param name="54" value="8586 ,     ,     ,     ,5573 ,     ,     ,4445 ">
<param name="55" value="8786 ,     ,     ,     ,7766 ,     ,     ,4645 ">
<param name="56" value="8286 ,     ,     ,     ,8586 ,     ,     ,3435 ">
<param name="57" value="0087 ,     ,     ,     ,8786 ,     ,     ,7675 ">
<param name="58" value="8682 ,     ,     ,     ,2133 ,5455 ,     ,7475 ">
<param name="59" value="6857 ,3858 ,7766 ,4556 ,4556 ,6877 ,     ,0074 ">
<param name="60" value="2231 ,4253 ,5573 ,     ,3325 ,0044 ,     ,7384 ">
<param name="61" value="4556 ,7766 ,6877 ,     ,2625 ,6655 ,     ,6846 ">
<param name="62" value="5522 ,5573 ,     ,     ,2425 ,4445 ,     ,8252 ">
<param name="63" value="7766 ,0055 ,     ,     ,7675 ,4645 ,5564 ,1815 ">
<param name="64" value="5455 ,5455 ,     ,     ,7475 ,4233 ,4233 ,1115 ">
<param name="65" value="6655 ,6655 ,     ,     ,6675 ,5544 ,6473*,0033 ">
<param name="66" value="8252 ,     ,     ,     ,     ,2425 ,8173 ,2133 ">
<param name="67" value="     ,     ,     ,     ,     ,2625 ,     ,2533*">
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あとがき

飯島将棋盤のあとがきをごらんください。


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