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2004年8月1日更新  back

飯島将棋盤Ver.2.0 設置マニュアル

はじめに

このマニュアルは、飯島将棋盤の設置方法について解説したものです。
このマニュアルをご覧になる前に、
 ・製品の概要
もご一読ください。
先にどんな機能があるか知っておくことで、より理解が高まります。
また、アプレットタグ内に記述するほとんどのパラメータ(一部を除く)は、
飯島将棋研究盤で駒を操作しながら指し手を入力し、
その後「子作成」のボタンをクリックし自動作成できます
ので、
 ・飯島将棋研究盤操作マニュアル
 ・飯島将棋研究盤設置マニュアル
も合わせてご覧ください。
飯島将棋研究盤で分岐した棋譜を入力しなければ、
ほとんどそのまま飯島将棋盤のパラメータとして利用できます。

1.飯島将棋盤のファイルの設置について

1−1.クラスファイルと画像ファイルの設置

飯島将棋盤セット2には、

 ・飯島将棋盤の圧縮ファイル「iijima.lzh」
 ・飯島将棋研究盤の圧縮ファイル「bunki.lzh」
 ・飯島静止将棋盤の圧縮ファイル「seishi.lzh」

が梱包されています。
このうち「iijima.lzh」が飯島将棋盤のファイルです。

「iijima.lzh」を解凍すると、

 ・拡張子が「class」のクラスファイルが2個(約56KB)

が入っています。
クラスファイルを任意のフォルダに設置(格納)します。
但し、飯島将棋研究盤用のフォルダには格納しないでください。
(飯島将棋盤用と飯島将棋研究盤用と飯島静止将棋盤用で異なる同一ファイル名のファイルが存在するため。)

2.飯島将棋盤設置におけるHTMLの記述について

2−1.Javaアプレット設置における基礎知識

まずは、一般的な基礎知識になりますが、
Javaアプレットを設置するには、HTMLファイルに次のように記述します。
<applet> 〜 </applet>内に記述する<param … >の部分は、順不同です。

<applet code="クラス名" codebase="クラスファイルの場所" width="アプレット幅" height="アプレット高さ">
<param name="パラメータ名" value="パラメータの値">
   :
   :
</applet>


2−2.飯島将棋盤の設置

クラスファイルの格納場所は、「applet」タグのcodebaseで指定します。
クラスファイルの格納場所は、ドキュメント(一般にHTML)ファイルからの相対パスで指定します。
クラスファイルの格納場所の指定を省略すると、ドキュメントのある場所が指定されます。

クラスファイルがHTMLファイルと同じフォルダ内に格納されている場合、
HTMLファイルには次のように指定します。

<applet code="Iijimaban.class" width="285" height="315">
<param name="パラメータ名" value="パラメータの値">
   :
   :
</applet>

クラスファイルがHTMLファイルのあるフォルダ内の「xyz」フォルダ内に格納されている場合、
次のように指定します。

<applet code="Iijimaban.class" codebase="xyz/" width="285" height="315">
<param name="パラメータ名" value="パラメータの値">
   :
   :
</applet>

2−3.静止将棋盤として設置

飯島将棋盤は、指し手を再現する動く将棋盤としてだけでなく、静止将棋盤としてもご利用になれます。
飯島将棋盤を静止将棋盤として設置する場合、アプレットの高さを260程度に指定します。
尚、飯島将棋盤セット2には静止将棋盤専用の飯島静止将棋盤もあります。
飯島静止将棋盤を用いると、より詳細な設定ができます。

<applet code="Iijimaban.class" codebase="xyz/" width="285" height="260">
<param name="パラメータ名" value="パラメータの値">
   :
   :
</applet>

3.各機能毎のパラメータの指定

3−1.初形配置の指定

盤上の駒の配置は、パラメータ名「i1」〜「i9」と、それと対になるパラメータの値で指定します。
「i1」は盤上の1段目を表し「i9」は盤上の9段目を表します。
「i1」〜「i9」に対するパラメータの値は9文字で表し、先頭から順に盤上の9筋〜1筋を表します。
各駒を表す記号は、次の表の通りです。
盤上に駒がない位置は、「.」(ドット)で表します。
また、1段すべてに駒がないない場合、その段は省略できます。
持駒は、パラメータ名「i0」と、それと対になるパラメータの値で指定します。
持駒は局面により枚数が異なるため、パラメータの値の文字数に制限はありません。
「初形配置の指定」は、飯島将棋研究盤の「子作成」の操作でも作成できます。
(但し、飯島将棋研究盤を使っても、最初の一回目は「初形配置の指定」が必要です。)

    成香成桂成銀
後手の駒fiygkxhotjznur
先手の駒FIYGKXHOTJZNUR

例:平手の初形

<param name="i1" value="iygkokgyi">
<param name="i2" value=".h.....x.">
<param name="i3" value="fffffffff">
<param name="i7" value="FFFFFFFFF">
<param name="i8" value=".X.....H.">
<param name="i9" value="IYGKOKGYI">

例:先手の持駒が「飛角金歩二」後手の持駒が「金銀銀桂香歩三」

<param name="i0" value="HXKFFkggyifff">


3−2.指し手の指定

指し手は、第何手目かを表すパラメータ名「1」〜「1525」と、それと対になるパラメータの値で指定します。
(最長手数の制限は、1525手です。)
盤上の駒を使う指し手のパラメータの値は、元と動いた先の盤上の位置を表す4文字の数字で指定します。
例外で、駒が成る場合パラメータの値に「*」を足します。
「指し手の指定」は、飯島将棋研究盤の「子作成」の操作でも作成できます。

例:第1手目、盤上の7七の位置にある駒が7六に移動

<param name="1" value="7776">

例:第21手目、盤上の8八の位置にある駒が2二に移動、さらに成る

<param name="21" value="8822*">

持駒を使う場合のパラメータの値は、第1文字目が「0」、第2文字目が駒を表す数字、
第3、4文字目が、盤上の位置を表す数字で指定します。

         
持駒を使う場合の
駒の種類を表す数字
0123456

例:第52手目、持駒「飛」を盤上の8九に打つ

<param name="52" value="0689">

3−3.開始メッセージと終了メッセージの指定

開始メッセージの指定は、パラメータ名「start」と、それと対になるパラメータの値で指定します。
同様に終了メッセージの指定は、パラメータ名「end」と、それと対になるパラメータの値で指定します。
開始メッセージ(3−4で後述の開始メッセージ2を含む)及び、
終了メッセージ(3−4で後述の終了メッセージ2を含む)を省略すると、下表のメッセージが自動的に指定されます。
3−7で後述解説の指定により、省略時のメッセージが異なります。

         「先手/後手」
(平手を想定)
「下手/上手」
(駒落ちを想定)
「持駒」
(詰将棋を想定)
開始メッセージ
開始盤面開始盤面詰将棋
終了メッセージ
例 まで81手で先手の勝ち
(手数や先後は自動です。)
例 まで81手で下手の勝ち
(手数や下上は自動です。)
例 まで15手詰
(手数は自動です。)

尚、開始/終了メッセージは、Macで閲覧すると多くの環境で全角文字が正しく表示されません。
この症状は、ブラウザの不具合によるものですが、この症状を回避されたい場合、
「3−4.開始メッセージ2と終了メッセージ2の指定」を用いることをおすすめします。
開始メッセージ2及び終了メッセージ2を用いた場合、全角文字が正しく表示されない症状は認められません。

例 開始メッセージ「第1回新宿将棋大会決勝戦」

<param name="start" value="第1回新宿将棋大会決勝戦">

例 終了メッセージ「まで100手で飯島さんの勝ち」

<param name="end" value="まで100手で飯島さんの勝ち">

3−4.開始メッセージ2と終了メッセージ2の指定

開始メッセージ2の指定は、パラメータ名「start2」と、それと対になるパラメータの値で指定します。
同様に終了メッセージ2の指定は、パラメータ名「end2」と、それと対になるパラメータの値で指定します。
開始メッセージ2、終了メッセージ2の指定をすると、3−3.の開始/終了メッセージは無効になります。
開始メッセージ2と終了メッセージ2の指定は、任意の文字列を指定することはできません。
予め用意された文字列の中から選択し指定します。
指定可能なメッセージは、以下の表の通りです。

         パラメータの値(注:全て半角)メッセージ
開始メッセージ
または
終了メッセージに
指定可
  zu+[位置,同,駒の種類]+[動作]
例 zu+58K
例 zu+58dK
例 zu+58K+R
例 zu+58dK+R

例 【 図は ▲5八金まで 】
例 【 図は ▲5八同金まで 】
例 【 図は ▲5八金右まで 】
例 【 図は ▲5八同金右まで 】
  za+[図名]+[位置,同,駒の種類]+[動作]
例 za+A
例 za+A +58K
例 za+A +58dK
例 za+A +58K+R
例 za+A +58dK+R

例 【 A 図 】
例 【 A 図は ▲5八金まで 】
例 【 A 図は ▲5八同金まで 】
例 【 A 図は ▲5八金右まで 】
例 【 A 図は ▲5八同金右まで 】
  da+[図名]+[位置,同,駒の種類]+[動作]
例 da+ 5
例 da+ 5 +58K
例 da+ 5 +58dK
例 da+ 5 +58K+R
例 da+ 5 +58dK+R

例 【 第 5 図 】
例 【 第 5 図は ▲5八金まで 】
例 【 第 5 図は ▲5八同金まで 】
例 【 第 5 図は ▲5八金右まで 】
例 【 第 5 図は ▲5八同金右まで 】
  sa+[図名]+[位置,同,駒の種類]+[動作]
例 sa
例 sa+ A
例 sa+ A +58K
例 sa+ A +58K+R

例 【 参考図 】
例 【 参考 A 図 】
例 【 参考 A 図は ▲5八金まで 】
例 【 参考 A 図は ▲5八金右まで 】
  he+[図名]+[位置,同,駒の種類]+[動作]
例 he
例 he+ A
例 he+ A +58K
例 he+ A +58K+R

例 【 変化図 】
例 【 変化 A 図 】
例 【 変化 A 図は ▲5八金まで 】
例 【 変化 A 図は ▲5八金右まで 】
  ki+[図名]+[位置,同,駒の種類]+[動作]
例 ki
例 ki+ 5
例 ki+ 5 +58K
例 ki+ 5 +58K+R

例 【 基本図 】
例 【 基本 5 図 】
例 【 基本 5 図は ▲5八金まで 】
例 【 基本 5 図は ▲5八金右まで 】
  to+[位置,同,駒の種類]+[動作]
例 to
例 to+58K
例 to+58K+R

例 【 途中図 】
例 【 途中図は ▲5八金まで 】
例 【 途中図は ▲5八金右まで 】
  mo+[図名]+[位置,同,駒の種類]+[動作]
例 mo+ 71
例 mo+ 71 +73G
例 mo+ 71 +73G+H

例 【 第 71 問 】
例 【 第 71 問 】 図は △7三銀まで
例 【 第 71 問 】 図は △7三銀引まで
  ba+[図名]+[位置,同,駒の種類]+[動作]
例 ba+ 71
例 ba+ 71 +73G
例 ba+ 71 +73G+H

例 【 第 71 番 】
例 【 第 71 番 】 図は △7三銀まで
例 【 第 71 番 】 図は △7三銀引まで
  ts【 次の一手 】
  e1【 投了図 】
  e2【 終了図 】
  s1(Ver1.01で新設)【 千日手成立図 】
  j1(Ver1.01で新設)【 持将棋成立図 】
  tk詰将棋解答
  h1必死問題
  h2必死問題解答
終了メッセージ
にのみ指定可
  h3例 まで11手で必死(手数は自動)
終了メッセージ
にのみ指定可
(後述3−7.の
詰将棋の指定が
ある場合指定不可)
  ko例 先手 第52手目を考慮中。
(先手/後手/下手/上手/手数は自動)
  neこのつづきは新聞をご覧ください。
  tvこのつづきは番組をご覧ください。
終了メッセージ
にのみ指定可
(後述3−7.の
詰将棋の指定が
ある場合指定不可)
  s2(Ver1.01で新設)例 まで100手で千日手(手数は自動)
  j2(Ver1.01で新設)例 まで211手で持将棋(手数は自動)
表中、[図名]で用いることができる文字は、半角の0〜9、-、A〜Z、a〜zと半角スペースです。
[図名]は、適当に半角スペースを用いるときれいに見えます。
先手後手を示す「▲/△」は自動で認識されます。
[位置,同,駒の種類]は、区切りのない文字列で指定します。
「位置」は、縦の筋、横の段で表します。
「同」は、2四同歩のように「同」を付加する場合に指定します。「同」は、「d」を指定します。
[駒の種類]は、以下の表で示す記号(半角)で指定します。

駒の種類成香成桂成銀
駒の記号FIYGKXHOTJZNUR

[動作]は、以下の表で示す記号(半角)で指定します。記号は区切りなしで3つまで指定できます。
(動作に「行」及び「入」はありません。)

動作不成
記号LRSAHY*ZU

尚、メッセージ文字列の「【」の右、「】」の左、「は」と「▲」の間、及び「】」と「図」の間には、半角スペースが入ります。

例 開始メッセージ「【 第 5 図は ▲5八金右まで 】」

<param name="start2" value="da+ 5 +58K+R">

例 終了メッセージ「【 途中図は ▲5二銀右引不成まで 】」

<param name="end2" value="to+52G+RHZ">

3−5.起動直後、任意の手数まで局面を進める指定

起動直後の局面に「指し手を進めた任意の局面」を指定できます。
局面の指定は、パラメータ名「go」と、それと対になるパラメータの値で指定します。
パラメータの値は、第何手目かを表す数字を指定します。
例外で、パラメータの値に「-1」を指定すると、
最終局面でさらに「>」ボタンを押した際に現われる局面(最終メッセージが表示される画面)を指定できます。
この機能は、Web中継などに用いると有効です。

例:第49手目の局面

<param name="go" value="49">

例:最終メッセージが表示される画面

<param name="go" value="-1">

3−6.初形の駒強調の指定

駒の強調は、指し手が一手も指されていない局面に対し指定します。
この指定を用いることで、初形の直前に指された手を表現できます。
初形が途中図の場合や、また次の一手問題に用いる場合、有効です。
駒強調の指定は、パラメータ名「hot」と、それと対になるパラメータの値で指定します。
パラメータの値は、位置を表す数字を指定します。
「初形の駒強調の指定」は、飯島将棋研究盤の「子作成」の操作でも作成できます。

例:6八の位置を強調

<param name="hot" value="68">

3−7.「下手/上手」の指定/「持駒」の指定/指し始めの第1手目を後手(上手)の手とみなす指定

対局者名の入力は、長い対局者名により持駒の表記ができないことが生じないよう許可していませんが、
対局者名の代わりに、次の、
 ・平手を想定した「先手/後手」
 ・駒落ちを想定した「下手/上手」
 ・詰将棋を想定した「持駒」
を指定できます。(下図参照)
「下手/上手」の指定及び「持駒」の指定がない場合、「先手/後手」が指定されたとみなします。

       

さらに、指し始めの第1手目を後手(上手)の手とみなす指定ができます。
指し始めの第1手目を後手(上手)の手とみなす指定がない場合、第1手目は先手(下手)の手とみなします。
「下手/上手」の指定/「持駒」の指定/指し始めの第1手目を後手(上手)の手とみなす指定は、
パラメータ名「opt」とそれと対になるパラメータの値で指定します。
指定するパラメータの値は、下表によります。

    パラメータの値
「下手/上手」の指定k
「持駒」の指定t
指し始めの第1手目を
後手(上手)の手とみなす指定
g

駒落ちの場合、通常上手から指し始めるため、パラメータの値に「k」と「g」の両方を指定します。
「「下手/上手」の指定/「持駒」の指定/指し始めの第1手目を後手(上手)の手とみなす指定」は、
飯島将棋研究盤の「子作成」の操作でも作成できます。

例:駒落ち(「下手/上手」の指定と上手から指し始める指定をする)

<param name="opt" value="kg">

例:詰将棋(「持駒」の指定をする)

<param name="opt" value="t">

例:指し始めの第1手目を後手の手とみなす

<param name="opt" value="g">

3−8.静止将棋盤として設置する際の注意

飯島将棋盤は、元々動く将棋盤として開発しました。
従って、指し手が一手もない場合、アプレットが動作しません。
静止将棋盤として設置する場合は、一手だけ仮の指し手を入力してください。

3−9.パラメータのデバック

飯島将棋盤は、指定するパラメータの値に一つでも不正な値があると将棋盤さえ表示しません。
従って、将棋盤が現われない場合、パラメータの値に不正な値がないか一つ一つご確認ください。
また、飯島将棋盤は、指し手に禁じ手が含まれていないかチェックを行いません。
禁じ手が含まれている場合、場合により動作しないことがあります。
デバックのコツですが、パラメータは全てを一度にアプレットタグ内に入れるのではなく、
一旦コメントアウトしたところにおき、少しづつアプレットタグ内に移動し、
動作の確認を採りながら作成するのがおすすめです。

3−10.画質の指定(Ver.2.0 で新設)

画質の指定では、線と文字で表現した従来の将棋盤か、高級将棋盤をイメージしたものかを選択します。
画質の指定は、パラメータ名「img」と、それと対になるパラメータの値で指定します。
この指定を省略すると、線と文字で表現した将棋盤が選択されます。
「画質の指定」は、「子作成」の操作で作成できます。

例:高級将棋盤をイメージしたものを指定

<param name="img" value="1">

例:線と文字で表現した将棋盤を指定

<param name="img" value="0">

4.付録

4−1.設置例1

設置例1は、ごく一般的な平手の対局の例です。
動作を確認しながら下記コードをご覧になれば、より理解が深まります。
初めて飯島将棋盤をお使いの方は、
下記の<applet〜/applet>の部分をコピー&ペーストして試してみましょう。

       

<applet code="Iijimaban.class" codebase="iijima/" width="285" height="315">
<param name="img" value="1">
<param name="i1" value="iygkokgyi">
<param name="i2" value=".h.....x.">
<param name="i3" value="fffffffff">
<param name="i7" value="FFFFFFFFF">
<param name="i8" value=".X.....H.">
<param name="i9" value="IYGKOKGYI">
<param name="1" value="7776">
<param name="2" value="3334">
<param name="3" value="2726">
<param name="4" value="5354">
<param name="5" value="3948">
<param name="6" value="8252">
<param name="7" value="5756">
<param name="8" value="5455">
<param name="9" value="5655">
<param name="10" value="2255">
<param name="11" value="2625">
<param name="12" value="5577*">
</applet>

4−2.設置例2

設置例2は、飛車落ち対局の例です。
注目すべき点は、パラメータ「opt」があるところです。

       

<applet code="Iijimaban.class" codebase="iijima/" width="285" height="315">
<param name="img" value="1">
<param name="i1" value="iygkokgyi">
<param name="i2" value=".......x.">
<param name="i3" value="fffffffff">
<param name="i7" value="FFFFFFFFF">
<param name="i8" value=".X.....H.">
<param name="i9" value="IYGKOKGYI">
<param name="opt" value="kg">
<param name="1" value="3334"><param name="2" value="7776">
<param name="3" value="4344"><param name="4" value="4746">
<param name="5" value="4132"><param name="6" value="3948">
<param name="7" value="3142"><param name="8" value="4847">
<param name="9" value="5354"><param name="10" value="4756">
<param name="11" value="4243"><param name="12" value="4645">
<param name="13" value="4445"><param name="14" value="8822*">
<param name="15" value="3222"><param name="16" value="5645">
<param name="17" value="0044"><param name="18" value="4556">
<param name="19" value="2232"><param name="20" value="2726">
<param name="21" value="5162"><param name="22" value="2625">
<param name="23" value="6272"><param name="24" value="5968">
<param name="25" value="7162"><param name="26" value="6878">
<param name="27" value="6253"><param name="28" value="4958">
<param name="29" value="6364"><param name="30" value="6766">
<param name="31" value="6162"><param name="32" value="7968">
<param name="33" value="2133"><param name="34" value="2524">
<param name="35" value="2324"><param name="36" value="2824">
<param name="37" value="0023"><param name="38" value="2428">
<param name="39" value="4445"><param name="40" value="1716">
<param name="41" value="5344"><param name="42" value="1615">
<param name="43" value="6253"><param name="44" value="8977">
<param name="45" value="7374"><param name="46" value="5667">
<param name="47" value="3435"><param name="48" value="2826">
<param name="49" value="4546"><param name="50" value="0048">
<param name="51" value="4445"><param name="52" value="2628">
<param name="53" value="3536"><param name="54" value="3736">
<param name="55" value="4536"><param name="56" value="0518">
<param name="57" value="0035"><param name="58" value="6756">
<param name="59" value="4344"><param name="60" value="0037">
<param name="61" value="3645"><param name="62" value="6665">
<param name="63" value="3536"><param name="64" value="6564">
<param name="65" value="5364"><param name="66" value="0024">
<param name="67" value="0534"><param name="68" value="6867">
<param name="69" value="4556"><param name="70" value="5756">
<param name="71" value="7475"><param name="72" value="0065">
<param name="73" value="6474"><param name="74" value="7675">
<param name="75" value="7475"><param name="76" value="2423*">
<param name="77" value="0066"><param name="78" value="2333">
<param name="79" value="6667*"><param name="80" value="5867">
<param name="81" value="0066"><param name="82" value="6757">
<param name="83" value="0367"><param name="84" value="7888">
<param name="85" value="0368"><param name="86" value="2821*">
<param name="87" value="3233"><param name="88" value="2122">
<param name="89" value="7273"><param name="90" value="0364">
<param name="91" value="7384"><param name="92" value="6475">
<param name="93" value="8475"><param name="94" value="0485">
</applet>

4−3.設置例3

設置例3は、Web中継の例です。
起動直後の局面に、最終局面でさらに「>」ボタンを押した際に現われる局面(最終メッセージが表示される画面)を指定します。
注目すべき点は、起動直後の局面を指定するためパラメータ「go」を用いている点、及び、
最終局面で、対局者が考慮中であるメッセージを表示する指定をするためパラメータ「ko」を用いている点です。

       

<APPLET code="Iijimaban.class" codebase="iijima/" width="285" height="315">
<param name="img" value="1">
<param name="i1" value="iygkokgyi">
<param name="i2" value=".h.....x.">
<param name="i3" value="fffffffff">
<param name="i7" value="FFFFFFFFF">
<param name="i8" value=".X.....H.">
<param name="i9" value="IYGKOKGYI">
<param name="1" value="7776"><param name="2" value="3334">
<param name="3" value="2726"><param name="4" value="8384">
<param name="5" value="2625"><param name="6" value="8485">
<param name="7" value="6978"><param name="8" value="4132">
<param name="9" value="2524"><param name="10" value="2324">
<param name="11" value="2824"><param name="12" value="8586">
<param name="13" value="8786"><param name="14" value="8286">
<param name="15" value="2434"><param name="16" value="2233">
<param name="17" value="3436"><param name="18" value="5141">
<param name="19" value="5958"><param name="20" value="3122">
<param name="21" value="0087"><param name="22" value="8685">
<param name="23" value="8833*"><param name="24" value="2133">
<param name="25" value="8977">
<param name="end2" value="ko">
<param name="go" value="-1">
</APPLET>

4−4.設置例4

設置例4は、詰将棋の出題と解答の例です。
注目すべき点は、左は静止将棋盤で、右は動く将棋盤なため、アプレットの高さが違います。
また、詰将棋なので、パラメータ「opt」を指定します。
さらに、左は静止将棋盤なので指し手はダミーで1手のみ記載します。
ダミーの指し手は、詰め手順に無関係でかまいません。

<APPLET code="Iijimaban.class" codebase="iijima/" width="285" height="260">
<param name="i1" value=".....kgyi">
<param name="i2" value="......o..">
<param name="i3" value="....T..ff">
<param name="i4" value="......f..">
<param name="i5" value=".......F.">
<param name="i0" value="HXKG">
<param name="opt" value="t">
<param name="1" value="2524"> ←ダミー
</APPLET>

<APPLET code="Iijimaban.class" codebase="iijima/" width="285" height="315">
<param name="i1" value=".....kgyi">
<param name="i2" value="......o..">
<param name="i3" value="....T..ff">
<param name="i4" value="......f..">
<param name="i5" value=".......F.">
<param name="i0" value="HXKG">
<param name="opt" value="t">
<param name="start2" value="tk">
<param name="1" value="0612">
<param name="2" value="1112">
<param name="3" value="0333">
<param name="4" value="3233">
<param name="5" value="0511">
<param name="6" value="3122">
<param name="7" value="0443">
</APPLET>

4−5.設置例5

設置例5は、途中の局面からの始まる指し手の例です。
対局時、記録をとらないと指し手があやふやなことがあるでしょう。
このような場合、確実に分かる局面より指し手を掲載したいものです。
今回の例は、このような確実に分かる途中の局面から指し手を掲載する例です。
途中の局面から指し手を掲載するときは、第何手目かを表す数値もその数値を指定します。
第1手目から始まる必要はありません。
例は、第26手目、後手から指し手が始まっていますが、第1手目が先手であるため、
パラメータ名「opt」の「g」は指定しません。
また、途中の局面の一手前の手をパラメータ名「hot」を用い、強調し表現できます。

       

<APPLET code="Iijimaban.class" codebase="iijima/" width="285" height="315">
<param name="img" value="1">
<param name="i1" value="iy...oxyi">
<param name="i2" value=".h.gk.k..">
<param name="i3" value="f..f..gff">
<param name="i4" value=".ff.fff..">
<param name="i5" value=".........">
<param name="i6" value="..FFF.F..">
<param name="i7" value="FFGK.FGFF">
<param name="i8" value="..K....H.">
<param name="i9" value="IYXO...YI">
<param name="start2" value="to+37G">
<param name="hot" value="37">
<param name="26" value="3164">
<param name="27" value="7968"><param name="28" value="5243">
<param name="29" value="6979"><param name="30" value="4131">
<param name="31" value="7988"><param name="32" value="3122">
<param name="33" value="3746"><param name="34" value="6253">
<param name="35" value="2937"><param name="36" value="6473">
<param name="37" value="1716"><param name="38" value="1314">
<param name="39" value="2726"><param name="40" value="3324">
<param name="end2" value="to+24G">
</APPLET>

あとがき

飯島将棋盤でHTMLから指定するパラメータは、勝田道晴様開発の勝田将棋盤となるべく互換性のあるものにさせていただきました。 パラメータをほとんど同じにすることについて快諾してくださいました勝田道晴様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。(飯島将棋研究盤では、飯島将棋盤のパラメータを基に拡張しました。)

Javaは、Java仮想マシン(JavaVM)と呼ばれるソフトウェアが、プラットフォーム(特定のハードウェアやOS)の違いを 吸収してくれるため、プラットフォームに依存しない言語としてここ数年で爆発的に普及しました。
そしてJavaアプレットは、Java対応Webブラウザがあればプログラムを実行できるため、飯島将棋盤もJava対応Webブラウザがあれば基本的には実行できます。

現在、動作確認がとれている環境は以下の通りです。

 Windows
 ・WinXP  + Internet Explorer 6.0.2800.1106  + Microsoft VM 5.0.0.3810
 ・Win2000 + Internet Explorer 6.0.2800.1106  + Microsoft VM 5.0.0.3802
 ・Win2000 + Netscape7.1  + Java Plug-in 1.4.1_02 for Netscape Navigator
 ・Win2000 + Opera7.2   + Sun Java Runtime Environment version 1.4.1_02-b06
 ・Win98  + Internet Explorer 6.0.2800.1106  + Microsoft VM 5.0.0.3810
 ・Win98  + Internet Explorer 5.00.3314.2101 + Microsoft VM 5.0.0.3810
 ・Win98  + Internet Explorer 6.0.2800.1106  + Sun Microsystems Java 1.4.1
 ・Win98  + Opera7.11   + Sun Java Runtime Environment version 1.4
 ・Win98  + Netscape7.1  + Java Plug-in 1.4.1_02 for Netscape Navigator
 ・Win98  + Netscape7.02 + Java Plug-in 1.4.0_03 for Netscape Navigator
 ・Win98  + Netscape7.01 + Java Plug-in 1.4.0_01 for Netscape Navigator
 ・Win98  + Netscape7.0  + Java Plug-in 1.4.0_01 for Netscape Navigator
 ・Win98  + Netscape6.2  + Java Plug-in 1.3.1 for Netscape Navigator
 ・Win98  + Netscape6.01 + Java(TM) Plug-in: バージョン 1.3.0_01

 Mac
 ・OS X 10.2.6 + Safari1.0(V85) + Apple java 1.4.1_01
 ・OS X 10.2.6 + IE5.2.3    + Apple java 1.3.1(*1参照)
 ・OS X 10.2.6 + Netscape7.1  + Apple java 1.3.1(*2参照)

 UNIX
 ・動作確認実績はありません。また、今後も動作確認をとる予定はありません。

ただJavaアプレットは、まだ発展途中の言語であるためか、

 ・WindowsやMacなどのOSの違い
 ・Internet ExplorerやNetscapeなどのブラウザの違い
 ・米国 Sun Microsystems社製やMicrosoft社製JavaVMなどの違い

により、動作の異なる症状が発生することがあるようです。
2003年10月13日現在、次のような症状を確認しています。

 ・上記、*1及び*2の環境で、HTMLから指定したパラメータのうち日本語がJavaに正しく渡されません。
  そのため、開始メッセージと終了メッセージの文字が正しく表示されない症状が発生しています。
  これは、Webブラウザの不具合によるもので同様の処理を持つJavaアプレットでは飯島将棋盤に限らず発生します。
  この症状は、かなり多くのMacの環境で発生していると思われるため、回避策としてメッセージ2を設けました。
  メッセージ2を用いればメッセージは限定されますが文字化けを回避できます。
 ・上記、*1の環境で、リンク先が正しく認識されないため、「manual」のボタンをクリックしても
  manualのページが開かない症状を確認しています。

飯島将棋盤は、Java開発キット「Java 2 SDK Standard Edition バージョン 1.2.2」を用い開発しました。
今後、飯島将棋盤は、予告なく仕様の変更をしたり使用Java開発キットのバージョンを上げる可能性があります。

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